放射能に関するQ&A

福島での原発のトラブルから、急に測定に関心が高まって来ました。

放射能とは何を指しますか
放射線を出す能力を放射能とよび、放射能をもつ物質を放射性物質とよびます。
放射線とは見えるのですか
放射線は人間の五感では感じる事が出来ないので、測定器を用いて検出や測定を行います。
放射線とは何を指しますか
一般に原子核が崩壊したり分裂する時に発生する粒子線と電磁波に大きく分類され、一言で放 射線と言っても、その透過力と人体への影響は、その種類によって異なります。
放射能や放射線の計測単位はどのようなものがありますか
現在一般に使用されている計測単位は以下のとおりです。
放射能は「ベクレル:Bq」
放射線は「シーベルト:Sv」ですが、「グレイ:Gy」が使われることもあります。
ベクレルとはどんな量ですか
「ベクレル:Bq」は、放射性物質が1秒間に放射線を出す回数の単位です。
グレイとはどんな量ですか
「グレイ:Gy」とは、(種類によらず)放射線によって1キログラムの物質に1ジュールの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量を1グレイと定義する学術的な国際単位です。
シーベルトとはどんな量ですか
「シーベルト:Sv」とは、人体の組織が放射エネルギーを吸収して生じる(放射線の種類に依存する)影響度の度合いを数値化したものです。
放射線がガンマ線とベータ線であれば1シーベルトは1グレイに相当します。
時間当たりの被ばく線量とはなんですか
「シーベルト:Sv/h」で表します。被ばく線量率と云います。
年間被ばく限度量が1mSvといわれますがなんですか
自然には宇宙線、地殻や大気に含まれる種々の自然放射性物質、人体内に含まれるカリウム
や炭素の放射性同位体などがあって年間2.4ミリシーベルトほどの自然被ばくがあると云われています。年間被ばく限度量とは自然被ばく以外に追加される被ばく量を指しています。年間被ばく量は時間当たりの被ばく量に年間の時間数を掛けて求めます。逆に、年間被ばく限度量が1mSvであり、内部被ばく線量を無視するものとすれば、時間当たりの被ばく限度量は0.11μSv/hとなります。
年間被ばく限度量を引き上げるそうですが
原子力安全委員会は、放射線量の高い高い地域の住民の年間被ばく限度量について、現在の1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げるべきか検討を始めたと云われます。その場合ですと単純平均して2.28μSv/hとなります。国際放射線防護委員会の勧告では、緊急事故後の復旧時には1~20ミリシーベルトを目標としています。
測定器の選定は
放射線を測定する場合は、その種類と目的に応じて適切な機器を選定し正しく測定することが肝要です。
放射線にもいろいろな種類があるそうですが
α線、β線、γ線、x線、中性子線等があります。
放射性物質にはどんなものがあるのですか
天然に存在するウラン、トリウム、ラジウムやそれらの崩壊で生成する自然放射性物質と、核分裂反応などで生成するプルトニウム、セシウム、ヨウ素、ストロンチウム等の人工放射性物質があります。
線量計の検定は
JCSS登録事業者へ依頼します(製品評価技術基盤機構のHPから)
ホットスポットとは
周辺に比べて局所的に放射線量率や放射能汚染濃度の高い場所のことです
放射線の防護は
人体に対する放射線の影響は被ばく時間に比例します。放射線の有る場所に止まる時間を減らすことが第一です。
放射線の発生源が小さければ、距離の二乗に反比例して放射線被ばく量は減ります。
放射線の発生源が大きいと十分に離れなければ放射線被ばく量は減りません。
アルファ線は空気中で数cmしか飛ばず、紙一枚で遮蔽できます。
ベータ線は空気中で10cm程度しか飛ばず、アルミ板かプラスティック板で遮蔽できます。
ガンマ線を遮蔽するにはエネルギーによって厚さは異なりますが、鉄、鉛、コンクリートの遮蔽が必要です。
中性子線は水素や炭素を含む物質でエネルギーを低下させた後に硼素などの中性子を吸収する物質を含んだ物質で遮蔽します。
放射能の防護は
人体に取り込まれた放射性物質は種類に応じて臓器に被ばくの影響を与え、内部被ばくと云います。内部被ばくを減らすには空気、水、食品中の放射能密度を制限する必要があります。
また、人が触れる物体の表面放射能汚染密度を減らす必要があります。
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